これからの沢城湖(3)
自然は動かぬ草や木だけではありません。害虫や害獣、それはサルやイノシシ、クマにいたるまで。
ところがマスターはここ15年程ぐっと害獣被害が減ったと感じています。
ハートランドの馬たちは夜間放牧というユニークな飼育方法をしています。
夜間は馬の個別の部屋から、さくで囲われた外に出し自由にするのです。
馬たちはここで馬たちのリーダーを作ります。リーダーは群れの安全のため始終注意をこらします。
夜行性の害獣はおそらくこの馬の群れたちになんらかの影響を受けているのかもしれません。
これは学術的にも興味深いことで近いうちに専門家の先生に関連性の有無を相談をする予定です。
そして悲しいことに問題行動を起こす一番の厄介ごとは人間なのです。
静かなキャンプ場に爆音を響かせる闖入者たちハートランドはこれまで何度も警察の方々と問題を解決してきました。
馬をはじめとした動物たちの世話は24時間。
24時間ハートランドは動物たちキャンプ場を守ってきました。同時に動物は24時間ハートランドを守ってきました。
これらの事を私たちハートランドを訪れた人々はそこで初めて知るのです。
ハートランドがなくなったら
沢城湖がなくなる!
ハートランドには動物がいないといけない!
それを知らなかったということ